2021年4月22日木曜日

沢庵づくり Takuan(Pickles japonais) fait la maison

昨年、Covid-19のロックダウンが始まって以来、
パリの近所のスーパーで手に入る範囲のもので、
いろいろな代替和風料理を家で作りました。

お団子、わらびもち風(タピオカ粉で)
ぬか漬け風(ヨーグルトで)
なっとう(Chauffageで発酵)
お汁粉こしあん風(マロンクリームで)
高知ぬた風(ムターとニンニクで)

そして、沢庵が家で簡単につかることを知ってしまい、
以来よくつけています。


radis noir(黒大根)
フランスではVeloutéとかrâpéesでよく見かけます。
日本の大根をコンパクトに濃縮したような、
甘味のある大根のお味。


皮をむきます。


お砂糖(150~200g)、お塩(40gくらい)
常備しているHiguienaの黒いお砂糖と、ゲランドのお塩

お酢40g
米酢が入手し難いので、リンゴ酢で


ジップロックにいれてよくなじませ


冷蔵庫で寝かせ、翌日から浅漬けがいただけます。
日が経つにつれ段々漬かっていく、違ったお味も楽しめます。

是非やってみてください。


2021年4月13日火曜日

パリのマスク

2020年5月に書いた日記が下書きに残っていたので、
約1年後の今ですが、公開します。


Covid-19蔓延を受け、フランスでもロックダウンが施行され、
当時マスクが不足していたため、
パリ市民にも1つずつ配布されました。
サイトで予約を取り、最寄りの薬局で受け取ります。


熱湯で洗濯をしてから使用可能。と、説明が。
いくつか違う種類があり、私はアヒルタイプでした。
マスクが不足の今日この頃、ありがたいです。


ロックダウン中の生活の様子。おやつタイム
コンサートの差し入れでFlのお友達に頂いた、おめでとくっきー


大好きなパレ・デ・テ(お茶宮殿)のアールグレイ


Nationからバスティーユまで、歩いてお買い物に。
店内には入れず、外から注文するスタイルでした


お食事のようす。
山芋とささみのネバネバお蕎麦、お魚ブイヨンスープ

山芋が免疫力を高める
という記事を読み、よく山芋頂きました。
ロックダウン中の買い物距離制限でオペラの日本食材店には行けないので、
近所のエピスリーで他の国のヤマイモを。粘り多め

このころまだ食事テーブルを購入していなかったので、
電気暖炉がテーブル代わり(笑)


ユッケ(Tartare de boeuf)と山芋のうどん
あおさのスープ


山芋とお豆腐のあったかお味噌汁

うしろに見えるのは、ドイツKürtenでの
シュトックハウゼン音楽祭タンブラー
素晴らしい2週間余りの滞在、以後の音楽人生の道筋が決まりました。
Alain Louafi氏を思い出しながら、毎朝のヨガを


ヨーグルトでつけた、ぬか漬け

有り余った時間で、動画を作ったり、いろいろな不思議料理に挑戦したり、
窓菜園をしたり、オンラインレッスンをはじめたのもこの頃。

ひとりきりのパリのアパート、
初めてのロックダウンで怖かったし、戸惑うことも多かったけど、
新しいコミュニケーションも広がったり、
それなりに生活を楽しんでいました。

今見ると懐かしいな(*´▽`*)

ファブリス先生(散髪)

だいたい1カ月に1回ペースで髪を切り、筋肉矯正(ostéopathie)のマッサージに行きますが
昨年はロックダウンの影響でどちらもチャンスを失い、
がっかりしていました。

でも今年の初め、Academieを開けるとお知らせ頂き、嬉しくて飛んでいって、
それからまた定期的に通い始めました。

いつも研修生であふれているアトリエは、お客一人、贅沢な空間です。
でもまた早く、にぎやかなAcademieに戻りますように。


そして、先日、帰国直前にも予約を取り、
気合を入れて、いつもよりずっとショートにしました。
髪が多いねえ。ふつうの人の3倍くらいかな、いいことです、と仰いました。


パリでは、もうずっと先生に切っていただいています。
いつも寝ぐせで、メイクもしない、ラフなお洋服で、
それが自然に、リラックスして自分の力を出せる、パリというものかな。
また切っていただけますように。
シャンプーは、マルセイユ石鹸

2021年4月11日日曜日

フランスから日本一時帰国(新型コロナウイルス感染症の水際対策)旅の準備編 その1

今回はCovid-19の中、特殊な移動になりました。
個人的な荷造り&準備用メモ(4/11更新)

まだすこし先ですが、デフォルトでうっかり過ぎる自分なので準備はやめに(*´▽`*)
もし何かぬかっていたり、お気づきのことがあれば、ぜひ教えてください🍉





荷物

・スーツケース小 (/7kg)
・リュック(/5kg)
スーツケース(23kg) 
 の3つで、前者2つが機内持ち込み。




スーツケース小 (7
kg)
... お仕事で使う楽器類
クラリネットダブルケース2こ(A, Bb, Bbp, Es)
リコーダ(Fuku-Alt)
スキマに
緩衝材として衣類など


リュック(5kg)... 貴重品、機内用のもの
ノートパソコン、i-Pad mini、貴重品ポーチ
充電ケーブル
機内グッズ(メガネ、空気枕、ミントオイル、歯磨きセット、お薬セット)
外ポケット2(除菌グッズ...予備マスク、アルコールジェル、てぶくろ)
外ポケット1(HDD、Montre connectée)
ボシェット(パスポート&滞在許可証、スマホ(航空券)、お財布、etc)、アナログ時計を腕に


スーツケース(23kg)...
27モニタ、CarteSon、マイク(Rode, AT, Rol)、Windシンセ、SonyMDR
タブレット&ペンタブ
クラリネット用品ポーチ、軽シングルケース
ライブ衣装(動画の)
各種充電機&変換プラグ、

樹霊4枚


コンタクトレンズセット、上顎マウスピース

3日隔離用(お茶セット、ビタミン剤、日本Yen、欧日変換プラグ)
化粧ポーチ、SabonNoir、Aromaオイルセット、マルシェRobe


入国に必要なもの
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証明書
出国前72時間以内の検査証明書、指定のフォーマット
CDG空港でPRC検査を受けることに(要予約)

質問票
厚生労働省の質問票Webアンケート回答後、QRコードを取得

アプリダウンロード...厚生省info
事前にOEL, Cocoa, Skype,などをインストール

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隔離措置

成田到着後、厚生労働省が用意した空港近くの宿泊施設に3泊4日の隔離があり、3日目の検査で陰性確認後、隔離場所(私の場合は都内自宅)への移動となります。

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お荷物送付

La Poste(フランス郵便局)のdocuments culturels(文化的書類)送付サービスを利用し、理論書、楽譜など、日本滞在中に必要な本を事前に発送しました。
フランスに関する資料に限定されますが、5kgで12,76ユーロ(1500円くらい)で送付できます。

その他、スーツケース追加、段ボールなど、検討していましたが、3日間隔離が追加されたため、移動の便も考慮し現地(日本)調達の方針に変更しました。

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フランス防犯など

水道元栓を閉め、温水器のブレーカーを落とす。
楽器など貴重品は友人宅に預かっていただく。

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サイト

在仏日本大使館
厚生労働省(新型コロナPage)

世界時計

2021年4月4日日曜日

オンラインレッスン - Les cours en ligne

Covid19によるロックダウンの影響で、オンラインレッスンの週末、

今日は、午前中電子音楽アトリエのあと、
午後からエクリチュール、対位法、楽曲分析、映像ソフト(Max)音プログラミング、
明日はフランス語アトリエ、のレッスンを自宅から。
会議も、最近はよくZOOMで行われます。


Play(EW)のスタインウェイをスタンドアローンで使ってみました。


以前は、ZOOMの画面共有でDAWやMax(PC内部で動かす音楽系ソフト)の音を生徒さんと共有するため、外部マイクとの切替が必要で、
ASIO開放~別ドライバに切り替え~仮想ドライバ、など、工夫してみていましたが、

今日からシンプルに、タブレットのカメラ&マイクからiVCam(無線ドライバー)経由でまとめて入力、↓のように簡単になりました。



私の姿と声...タブレット (iVCam) → ZOOMの音声&映像入力
piano音源 ...PC内部(ASIO) → 外部スピーカ出力
生徒さんの声 (PCのサウンドドライバ) → PCスピーカー出力

ハウリング防止に、PCスピーカーとタブレットは距離を取る

音声をオーディオインターフェイス経由で拾うより声の音質はおちますが
生徒さんの再生環境などを考えると、ナンセンスなことでした。

これで、レッスン中ドライバを切替える必要がなくなり、
ピアノを弾く音を聞いていただきながら、
共有画面でEWPlay(弾いた鍵盤が光る)をリアルタイムに確認してもらいつつ、
同時に共有画面の楽譜を書きながら説明もできて、
対面レッスンに近いスムースさが得られるようになりました。

対面レッスンに勝るものはないと思いますが、
少しでも質を高められるといいな、
よいアイデアをお持ちの方がいらっしいましたら、
是非情報をいただけると嬉しいです。

エクリチュールのレッスンには、説明用に独自作成のテキスト、
練習用にRaynaudのエクリチュール(オレンジの問題集)

分析にはGirard氏(何度かレッスン見学させて頂いたことあり)の分析本、
各作曲家のスコアを一緒に分析、
論文のための分析をされる生徒さんには、研究内容をなるべく細かくお聞きし、
分析ポイントを一緒に探りながら、分析力をブラッシュアップ。

Maxのレッスンでは、ソフトの使い方そのものから、
付随する映像&グラフィックソフトの使い方を説明させて頂いたり。

新しい音楽について、
それらを使い作品制作する結果は、総合芸術ながら、付随される音楽、
(例えば映像作品や舞台音楽が、そうなりがちであるように)であっては残念で、
各次元が独立し、影響を与え合う結果を目指し設計する、理想について。
また、五感と音楽(個人的には、見えないものの存在が気になり第六感も)。
子供への指導についてなど、毎週、Gerando氏とオンラインで沢山お話する機会があり、
新たな課題も沢山頂いています。

対位法は定番のTraité de contrepoint(NOEL-GALLON / BITSCH Marcel)
をベーシックに、できれば沢山練習問題を書いていただいて、
いずれC.F.を生徒さん自分で作っていただけるスタイルにできたらいいなと夢見ています。

自分が作曲の師のミッシェル・メルレ氏に受けてきたレッスンが全身にしみ込んでいて、つたないながら自分がレッスンをさせて頂くときには、そのスタイルや考え方が主軸となります。

レッスンは、お休み中や週末がメインで、自分が生徒になりたいことも。

次回、クラリネットのオンラインレッスンについても、書いてみます。
こちらはさらに、オンラインならではの難しさ。

では、また書きます。



ポール・クローデル生誕150年&日仏国交160年記念コンサート

久しぶりにブログを投稿します(^^) 最近はSNSで気軽に投稿できちゃうので、あまりブログを書かなくなってしまったなあ。 毎日とても楽しく、たくさんの音楽を書いたり、発表したり、させて頂いている今日このごろです。 そんな中でもとくに、ずっと前から、楽しみにしていたコンサートのお知...