2021年4月4日日曜日

オンラインレッスン - Les cours en ligne

Covid19によるロックダウンの影響で、オンラインレッスンの週末、

今日は、午前中電子音楽アトリエのあと、
午後からエクリチュール、対位法、楽曲分析、映像ソフト(Max)音プログラミング、
明日はフランス語アトリエ、のレッスンを自宅から。
会議も、最近はよくZOOMで行われます。


Play(EW)のスタインウェイをスタンドアローンで使ってみました。


以前は、ZOOMの画面共有でDAWやMax(PC内部で動かす音楽系ソフト)の音を生徒さんと共有するため、外部マイクとの切替が必要で、
ASIO開放~別ドライバに切り替え~仮想ドライバ、など、工夫してみていましたが、

今日からシンプルに、タブレットのカメラ&マイクからiVCam(無線ドライバー)経由でまとめて入力、↓のように簡単になりました。



私の姿と声...タブレット (iVCam) → ZOOMの音声&映像入力
piano音源 ...PC内部(ASIO) → 外部スピーカ出力
生徒さんの声 (PCのサウンドドライバ) → PCスピーカー出力

ハウリング防止に、PCスピーカーとタブレットは距離を取る

音声をオーディオインターフェイス経由で拾うより声の音質はおちますが
生徒さんの再生環境などを考えると、ナンセンスなことでした。

これで、レッスン中ドライバを切替える必要がなくなり、
ピアノを弾く音を聞いていただきながら、
共有画面でEWPlay(弾いた鍵盤が光る)をリアルタイムに確認してもらいつつ、
同時に共有画面の楽譜を書きながら説明もできて、
対面レッスンに近いスムースさが得られるようになりました。

対面レッスンに勝るものはないと思いますが、
少しでも質を高められるといいな、
よいアイデアをお持ちの方がいらっしいましたら、
是非情報をいただけると嬉しいです。

エクリチュールのレッスンには、説明用に独自作成のテキスト、
練習用にRaynaudのエクリチュール(オレンジの問題集)

分析にはGirard氏(何度かレッスン見学させて頂いたことあり)の分析本、
各作曲家のスコアを一緒に分析、
論文のための分析をされる生徒さんには、研究内容をなるべく細かくお聞きし、
分析ポイントを一緒に探りながら、分析力をブラッシュアップ。

Maxのレッスンでは、ソフトの使い方そのものから、
付随する映像&グラフィックソフトの使い方を説明させて頂いたり。

新しい音楽について、
それらを使い作品制作する結果は、総合芸術ながら、付随される音楽、
(例えば映像作品や舞台音楽が、そうなりがちであるように)であっては残念で、
各次元が独立し、影響を与え合う結果を目指し設計する、理想について。
また、五感と音楽(個人的には、見えないものの存在が気になり第六感も)。
子供への指導についてなど、毎週、Gerando氏とオンラインで沢山お話する機会があり、
新たな課題も沢山頂いています。

対位法は定番のTraité de contrepoint(NOEL-GALLON / BITSCH Marcel)
をベーシックに、できれば沢山練習問題を書いていただいて、
いずれC.F.を生徒さん自分で作っていただけるスタイルにできたらいいなと夢見ています。

自分が作曲の師のミッシェル・メルレ氏に受けてきたレッスンが全身にしみ込んでいて、つたないながら自分がレッスンをさせて頂くときには、そのスタイルや考え方が主軸となります。

レッスンは、お休み中や週末がメインで、自分が生徒になりたいことも。

次回、クラリネットのオンラインレッスンについても、書いてみます。
こちらはさらに、オンラインならではの難しさ。

では、また書きます。



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