12月4日（木）20時から、コンセルバトワール・イベール（19区）で
ステファン・ド・ジェランド氏のお弟子さんとアトリエ研究生による
研究途中経過発表会＆コンサートがあります。
私は急にアトリエに途中参加させて頂いてるのですが、この発表会にも参加させて頂くことになり、
制作中のイスの伝説シリーズ（2番と3番）について、
作曲の過程や具体的な作業について、画像と実際の音を交えながら解説する予定です。
イスの伝説とは、ブルターニュ地方に伝わる海底に沈んだ古い街の伝説で、今でも海の底から沈んだ街の大聖堂の鐘の音が響いてくると言われています。
その鐘の音から、すべてのシリーズを作ることにしました。
１番は古楽器とオンドマルトノ、ピアノ、コンピューターのための作品で、昨年ノルマルの学期末コンクールで初演しましたが、この審査員との出会いがきっかけで、今年電子音楽を勉強することになりました。
２番はエレクトロアコースティックの作品で、現在制作中
３番はアコースティック楽器のための作品です。
よければぜひご来場ください。ご意見などもいただけると大変うれしいです。
ちなみに３番は、2015年3/31（日）お昼にsalleコルトーでビオラ奏者のピエール・アンリ・ゼレブ氏室内楽コンサートにて初演される予定です。
鐘の音をスペクトラル解析し、近似音にトランスフォームする作業の一部。
また時間があれば、解説をのせたいと思います。
ではまた！
