こんばんは。
先日仕込んだリードがなかなかよい具合に乾燥してきました。
このやり方は、12歳のとき先生から教わり、以後ずっと続けている方法でして、
お役に立つか分かりませんがご紹介してみます。
シングルリード既製品をお使いのかたは是非お試しください
◎やりかた
1日目
1)封をあけ、流水で苦い粉をおとし水にさらす
2)水を切り、ほんの少しそっと鳴らしてみる
この段階で1箱10枚中
S・奇跡のリード(ほぼ無し。数箱中1枚)
A・よいリード(1枚あるかないか)
B・調整すればよさそう(2~4枚ほど)
C・調整して練習用(5~6枚)
D・どうにも駄目そう(2枚ほど)
だいたいこのような順番でガラス版に並べ乾燥させる。
よいリードは、ルックス(皮の縞模様や繊維のキメ)や口当たりがよいことが多い
2~3日目
水にさらし、ほんの少し鳴らし、乾燥
4~5日目
水なしでなめて鳴らす、様子を見ながら少しずつ吹く時間を延ばしてみる
6日目くらいから
リードの個性をみつつカッターや鑢を入れて調整。
ほどよく小慣れたものからケースに移し日常的に使いはじめ、
しばらくの間は細かく手をくわえながら、ゆっくり乾燥を進めます。
リードは生き物で、お天気や湿度で毎日状態が変わります。
吹き進めるうちBがAになることもある、逆にAがBになってしまうこともある。
CがAになることもよくある。
まれにDがよくなることもあり、嬉しいことです。
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